標高3000mから飛騨沢に入り、左側に回り込んだ標高2250mまではほぼ一定の斜度できれいな雪面を滑走!
浅いU字谷のようになっており、広い雪面を自由に滑走できます。さらにロケーションがよく、眼下の稜線、周りの景観、申し分ないです。この感覚は写真やビデオでは伝えられないですね。
標高2250mからはなだらかな斜面になり、槍平小屋が見えるころには奥に滝谷が姿を出します。
飛騨沢の上部と合わせて、これぞ山岳スキーです。
チビ谷までは飛騨沢をダイレクトに快適に滑走できました。このあともデブリがあったり、緩やかではありますがブドウ谷までは気持ちよく行けました。さらに、一部、ヤブ漕ぎがありましたが、白出沢まで一度もスキーを脱ぐことなくたどり着きました。
今回は、新穂高から日帰りです。林道は柳谷のあたりから雪がありシール登行できました。白出沢の分岐からは夏道を少しトラバースしたあたりから沢に降りて、沢沿いに行けばシールをつけて快適に行けますね。
また、10時ごろには快晴のもと太陽の周りに虹の環がにきれいな輪が出る現象に遭遇しました。背景が滝谷のアングルだったため、滝谷と太陽と環の絶妙な組み合わせで感動的でした。
ここは超おすすめのルートです。
2019年4月28日 滑走。
前日の雪で、白出沢の分岐も冬山です。
これが感動的な虹の環です。